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第78回

皐月賞

【G1】

2018年4月15日(日)中山競馬場2000m芝

激戦に名乗りを上げた登録馬の中から
鈴木健一の脳が導き出す現時点での「殿堂馬」を公開

アイトーン  ジュンヴァルロ 
エポカドーロ  ステルヴィオ
オウケンムーン スリーヘリオス 
キタノコマンドール  タイムフライヤー
グレイル  ダノンプレミアム 
ケイティクレバー  ダブルシャープ 
サンリヴァル  マイネルファンロン 
ジェネラーレウーノ ワグネリアン
ジャンダルム  

※現時点での「殿堂馬6頭」です、最終的な結論は毎週の「殿堂馬」で公開します。

速いのは誰だ、最も速い馬が勝つ
皐月賞攻略戦

2018年4月15日(日)に開催される皐月賞、
あなたがこのレースを攻略し的中を勝ち取るために、
【競馬の殿堂】鈴木健一による現時点での予想見解を公開。

「予想の結論」はいつも通り殿堂馬として公開しますが、
ここではその結論に至るまでの経緯を「鈴木健一の脳」としてお見せします。

出走馬が確定する前段階の予想、実はその中に、
予想構築する際の「考え方」が濃縮されているからです。

競馬を予想する時、鈴木健一は何を考えているのか?
あなたが予想構築する際の判断基準として活用してください。

どんな戦いになる?

ダノンプレミアム回避で主役不在になってしまった今年の皐月賞、
それでも好メンバーが出揃ったクラシック戦、それが2018年皐月賞です。

昨年の2歳チャンピオン、ダノンプレミアムが回避し、一気に混戦ムードが漂い始めたクラシック戦線。今年の1冠目はどの馬がさらうのでしょうか。

出世レース共同通信杯を制してやってきたオウケンムーン、未だ無敗で話題性満載のキタノコマンドール、ホープフル・弥生賞と同舞台で好走を続けるサンリヴァルジャンダルム、京成杯を強い競馬で制したジェネラーレウーノ、未だ5戦してG1もパーフェクト連対と安定感抜群のステルヴィオ、同舞台で唯一のG1勝ち馬タイムフライヤー、血統からも末脚には絶対的信頼のあるワグネリアンなどが出走します。

ダノンプレミアム回避で主役不在になってしまった今年の皐月賞、
それでも好メンバーが出揃ったクラシック戦、それが2018年皐月賞です。

どうやって攻略する?

軸馬に「坂が上手で器用に立ち回れる差し馬」を据え、
相手馬に「同型、又は、同じラップで回れる先行馬」を据えて勝負。

皐月賞が開催される中山2000mは、、、
4つのコーナーを周る右回りの小回りなコース。
スタートから最初のコーナーまでの距離は長く、枠によっての有利不利が少なめなコースです。

コーナーが4つあることや直線が短く第3コーナーからゴール前200mまで下りという条件もあり、コーナーから仕掛けだす馬が多く、最終コーナーで外にフラれて内が開き、そこをロス無く上がってきた馬が差し切る展開が多く見られます。

それだけに、位置取り、仕掛け位置が重要なポイントとなり、
ジョッキーの腕が試されるだけでなく、馬の操縦性、小回りの巧さも大切になってきます。

直線が短い分ギアのかかり方も重要で、
トップスピードにもっていくまでの「早さ」、
そして、そのトップスピードの「速さ」も必要になってきます。

最後には110mの間に2.2mの高さを上る「中山名物の急坂」が待ち構えているので、
スタミナとパワーの両方が必要です。

G1舞台という事で、「器用さ」「スピード」「パワー」「スタミナ」を高いレベルで兼ね備えていなくてはならず、タフなレースとなるでしょう。

それを証明するかのように、
本コースの過去5年の3歳オープンの平均ラップタイムを見ると、
前半3F:35.6、後半3F:35.7
前半4F:47.8、後半4F:47.8

と、緩むことの無いペースで走り抜いています。

特に3歳オープンの中でも最上位メンツが集まるレースだけに、
追い込み一辺倒な馬や逃げて放っとかれて粘ってしまう様な馬は推奨できません。

第4コーナーでの手応えは非常に重要で、
「坂が上手で器用に立ち回れる差し馬」を軸に狙い、
同型はもちろん、同じラップで回って来れる先行馬を相手にしたいところです。

軸馬に「坂が上手で器用に立ち回れる差し馬」を据え、
相手馬に「同型、又は、同じラップで回れる先行馬」を据えて勝負。

特注産駒:
ディープインパクト、
ルーラーシップ

特注騎手:
田辺裕信、
M.デムーロ

産駒面で見ると、、、

ディープインパクト産駒の複勝率 34.8%
ルーラーシップ産駒の複勝率 42.1%

リーディングのディープインパクトが好成績で高い好走率を誇ります。
昨年の勝ち馬アルアインや一昨年の1~3着馬のディーマジェスティ、マカヒキ、サトノダイヤモンドもディープインパクト産駒なところを見ると適性が高い事が伺えますね。 ルーラーシップ産駒も好相性のコースでその中には昨年3着だったダンビュライトなどもいます。

騎手面で見ると、、、

田辺裕信、Mデムーロ

田辺騎手の3着内率42.6%は秀逸ですね。乗っている数から見ても優秀な数字だと思います。 また、M.デムーロ騎手の複勝率は59.1%とこちらも抜きん出ています。

オウケンムーン
今や出世レースとして一番に思い出されるほど有名になった共同通信杯、その覇者オウケンムーンには否が応にも注目が集まります。行き脚が付かず最後方からの競馬になった新馬戦は4着に終わったものの、中団前目という皐月賞で一番欲しいポジションで過去3戦勝利している点を見れば好感が持てます。中山2000mも経験しコースの適性的にも問題はないでしょう。2016年ディーマジェスティ2014年イスラボニータ2012年ゴールドシップから見て分かるように、震災後の最近7年では2年おきに共同通信杯を制した馬が皐月賞を獲っています。ジンクス的にも勝つのはこの馬なのかも知れません。
ジェネラーレウーノ
京成杯の覇者。中山2000mというこの皐月賞と同舞台での重賞制覇は、高い適性を証明しています。 ただ、まだ一線級と戦った経験はなく、その辺りの馬との力関係が心配な点と、1月から出走が無い点、スクリーンヒーロー産駒に晩成型の気がある点という不安はありますが、期待せずにはいられない一頭である事には間違いありません。
ジャンダルム
ホープフルS、弥生賞と強敵とのレース経験があります。その中でも自分の競馬ができる点、怯んだり潰されたりしない点を見ると、一番馬券に近いのはこの馬と言えるかも知れません。デイリー杯2歳Sで倒したカツジは先週のニュージーランドTを制しており、倒した相手もまずまずといったところ、期待したい。
ステルヴィオ
先週桜花賞を制したアーモンドアイと同じくロードカナロア産駒。朝日杯、サウジアラビアRCではダノンプレミアムに屈するも、それ以外の馬には負けなし。そのダノンプレミアムは出走回避と、まさに千載一遇のチャンス。成長の速さにも問題は無く将来は短距離に行くかも知れませんが、この時期のこのくらいの距離であれば十分に戦えると思います。
タイムフライヤー
前走若葉Sが5着でしたので今走は人気を落としそうですが、昨年末ホープフルSで中山2000mを制したのは、何を隠そうこの馬です。開花はまだ先なのかと思わせる血統ではありますが、裏を返せばそれでG1を勝ってしまうのだから資質は充分という証拠でしょう。兄弟はダート路線に行く馬がほとんどである事からも、その力強い走りの素質はこの舞台でも充分通じるはずです。後はスピードですね。出走中唯一のG1馬として注目。
ワグネリアン
父:ディープインパクト、母母:ブロードアピールと絶対的な末脚を持った血統で、前走弥生賞ではスローな流れでダノンプレミアムを捉え切れませんでしたが、その末脚をいかんなく発揮し2着と健闘。確実性のあるその末脚で皐月賞を華麗にさらって欲しい。

速いのは誰だ、最も速い馬が勝つ
皐月賞攻略戦

激戦に名乗りを上げた登録馬の中から
鈴木健一の脳が導き出す現時点での「殿堂馬」を公開

アイトーン  ジュンヴァルロ 
エポカドーロ  ステルヴィオ
オウケンムーン スリーヘリオス 
キタノコマンドール  タイムフライヤー
グレイル  ダノンプレミアム 
ケイティクレバー  ダブルシャープ 
サンリヴァル  マイネルファンロン 
ジェネラーレウーノ ワグネリアン
ジャンダルム  

※現時点での「殿堂馬6頭」です、最終的な結論は毎週の「殿堂馬」で公開します。